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Hillside Inn
Adagio
Kitayama 4026,
Chino-city,
Nagano
JAPAN 391-031


アダージオ日記
 アダージオ周辺、蓼科、信州の自然や出来事を日記風にお伝えします。
日記へのご意見ご感想はこちらへどうぞ。

2008年8月11日(月)   テラスの朝食

アダージオでは、夏の間(と言っても7月下旬からお盆過ぎまで)天気が良くて寒くない朝はご希望のお客様には朝食をテラスで召し上がっていただいています。
静かな木立に囲まれてゆったりと朝食を召し上がっていただくことが、エアコンなしで窓を閉めて上掛けをしっかりとかけてお休みいただくことと並んで、アダージオの夏の間の何よりのおもてなしと考えています。
私たちもいつかはアダージオのテラスで快適な朝食を食べたいと願っているのですが、いかんせん、テラスで朝食をおだしできる気候の時期は、お客様にお出しするので精一杯。ようやく夏が終り客足が途絶えて、”さあ、念願のテラスで朝食を!”と言うのは9月に入ってからですが、その頃にはすでに朝のテラスには秋の気配が濃く、時には10度以下の場合も。それでも、しっかりと厚着をして何とかテラスで朝食を食べますが、快適とは程遠い試練の朝食となります。


2008年8月1日(金)   ウソ坊主

そろそろヒナたちの巣立ちも終わった頃になりました。今年も野鳥たちが今年生まれたヒナたちをつれてアダージオにやってくる季節です。
このごろは野山に虫や美味しい食べ物がたくさんある時期で、何もアダージオまで来てまずいひまわりの種を食べたくもないと思っているのでしょう。アダージオに顔を出すのはウソとカワラヒワ、それとキジバトくらいです。ウソもカワラヒワも人目でそれとわかる今年生まれたヒナたちを連れてきます。一応場所を教えているのでしょう。ウソのヒナは大きさは大人とほとんど変わりませんが、写真のように頭がまだ黒くなっておらず(大人は♂も♀も頭が黒い)茶色い頭がまるで坊主のようです。秋にかけてだんだん頭が黒くなってきます。そうなると一丁前の大人。それと比べて人間の時間のかかること。今朝かえって行った孫は5歳だけど、まだだめだ!
2008年7月22日(火)   山野草

今年の霧が峰のニッコウキスゲは新聞でも取り上げられるほどの評判で、この3連休は車山肩の辺りは駐車場から車があふれてかなり渋滞するほどだったようです。蓼科ではこの時期は、ニッコウキスゲばかりでなく山野草がたくさん見られる季節です。
写真上はホタルブクロ。少し前まではアダージオの近辺ではかなり見られたのですが、近年は激減しました。ホタルブクロは花が咲くと写真のようにユニークで目立つのですが、開花するまでは普通の草と見分けがつきにくく、道路端の草刈が開花前であることもあって刈り払われてしまっているようです。今日の散歩でようやく道路端から少し離れたところに残っていたホタルブクロを見つけました。人為的に小奇麗にしようとすると自然を壊します。
下の写真はオカトラノオ。アダージオの庭に数株あったのですが、刈払わないように注意しながら大切にしていたら、近年かなり増えてきました。花穂がトラの尾のように見えるところからこの名がついたようですが、やさしい白い色でアダージオの丘に群生しています。アダージオの庭は、できるだけ元からある山野草を残しながら見苦しくならない程度に草を刈っています。自然は比較的元気なままで残ってくれます。
余談ですが、先日原村にある少し高級なお食事どころに行ったのですが、前菜の飾り付けに写真のようなホタルブクロが籠に結び付けてありました。しかも人数分の籠に。板さんは飾り付けにと思ってなのでしょうが、なんとなくホタルブクロが哀れに思えました。やはり野に咲いたままで置いておきたいです。

2008年7月15日(木)   霧ヶ峰ニッコウキスゲ

昨日のお客様は全員連泊でしたので、お出かけになった後霧が峰にニッコウキスゲの様子を見に行ってきました。前回(7月3日)と比べかなり開花が進み、少し離れたところから見ると一面黄色く見えるほどです。
ここ数年鹿がニッコウキスゲの芽を食べるいわゆる鹿害で開花の数が少なくなっていましたが、確かに明らかに鹿に食べられたような芽が無くなっている株も見かけましたが、それにもまして無傷で開花したりつぼみがついている茎がたくさんありました。
居合わせた地元のテレビ局のカメラの方の話ですと、開花には何年かの周期があり、今年はたまたまたくさん開花する年にあたっているかもしれないとの事。つまり、今年が良いからと言って鹿害がなくなったわけではなく、開花の周期にあたらない年は昨年がそうであった様に、今年のようには見事に咲かないだろうということでしょう。
霧が峰のニッコウキスゲはビーナスラインの「車山肩」付近が一番の見所で、おそらく来週あたりがピークになると思います。

2008年7月10日(木)   諏訪中央病院

『がんばらない』の著者の鎌田實さんはご存知の方は多いですが、この先生の病院が茅野市にある「諏訪中央病院」であることは案外ご存知の方が少ないようです。
先日、アダージオでこんな出来事がありました。遠く山陰地方からグループでお越しのお客様の一人が夕食のあとお部屋に戻られてから、気分が悪くなられました。かなり苦しそうで、病院に連れて行ってほしいとの事。ここらで夜間救急の受け入れをしているのは麓の茅野まで下りた「諏訪中央病院」だけです。車では2-30分かかります。夜だと場所もわかりにくいので私が運転してお仲間の一人が付き添って病院まで行きました。待合室で待っている間本人はだいぶ病状が回復して宿に帰りたいような意向でしたが、念のために診てもらうことにしました。診察、レントゲン、CTと見た結果、気胸という病気で夜中にもかかわらず即入院となりました。
ここからが話の本論です。実は付き添って行かれた人がその地方の大学の医学部で教官をしている人で、彼曰く「この病院はすばらしい。普通、夜間の救急であそこまで念入りに検査をして、入院まで手配するような病院はあまりない。たいていは簡単に診察して「翌朝また来なさい」と返すのだが。」との事。
以前、どこかで鎌田さんが「諏訪中央病院は、諏訪地方に観光でこられた方に適切な医療を提供することでこの地方の基幹産業である観光に貢献している」と書かれているのを読んだことがあります。その鎌田さんの考え方(イズム)が夜間救急の担当の医師の方にもちゃんと浸透していると言うところに感銘を受けました。
実は私も歳が歳なもので定期的に諏訪中央病院でお世話になっているのですが、8年前にこちらに来て、最初に病院を訪れた時に「あれ、ここは少しほかの病院とは違うな」と思わせる雰囲気が漂っていました。まだ、鎌田さんがこれほど有名になられる前の事です。病院(医師・看護師ばかりでなく事務の人も誰もが)一丸となって病人の気持ちを少しでもやわらげようとされているのが誰と接していてもすぐに伝わってきました。
私たちはこのような病院を近くにもっていることで安心しますし、誇りに思います。


2008年7月4日(土)   梅雨の晴れ間

熟眠していてまったく気がつかなかったのですが、明け方にはかなりの雨が降ったようです。でも朝にはやんで昼前から日も差して来ました。標高1500メートルの高原のアダージオでは梅雨でも湿度も気温もそれほど高くなくすごしやすいのですが、なかでも梅雨の晴れ間は下界の5月晴れのようなすがすがしさを感じさせてくれます。
日の差してきた午後、カメラを持って庭を回ってみました。数日前から咲き始めた黄色のニッコウキスゲが、まだ残っているレンゲツツジの紅色と満開のあやめの薄紫と庭の各所で絶妙なコントラストを見せています。こちらも満開のマーガレットが引き立てています。
そのあと、今週末にかなり遠方からグループでお越しになるお客様のために、霧が峰まで花の様子を見に行ってきました。もう終わっているかと思っていたレンゲツツジはまだ少し花が残っていました。ニッコウキスゲはまだつぼみの状態でした。最近鹿が花芽を食べるいわゆる鹿害が問題になっていますが、確かにつぼみがなくなっている茎もありますがほとんどはちゃんとつぼみがついていました。この分ですと次の週末(12日)あたりに見ごろになるのではないかと思います。遊歩道のすぐそばに巣を作ったと見えてノビタキのツガイが交互に草むらに入っていくのを観察することができました。
いくらお客様がわざわざいらして下さるところに住んでいると言っても、時には出かけるのもいいなと思いました。


2008年6月21日(土)   迷惑メール

このところなかなかすっきりと晴れる日がなく、太陽が顔を見せてもほんの短時間だけと言う日が続いています。と言うわけで、今日は迷惑メールという少しうっとおしい話題を。
こうしてホームページでメールアドレスを公開しているので、その代償としておびただしい数の迷惑メールの攻撃にさらされています。毎朝メールを開くと100以上の迷惑メールがダウンロードされます。日中でもかなり頻繁にメールを開くのですが、都度何十もの迷惑メール。それが、このところ数が減ってきているのです。マーケティングの手法としては大してコストのかかるものではないのでこのところの諸物価の値上がりの影響とも考えられないし、何ででしょうかね?
これらの迷惑メールの多くの下のほうに「配信停止を希望の場合はここをクリック」などとアドレスがリンクしてありますが、最初の頃は真に受けて「配信停止希望」と返信したものでした。ものの本で、これこそ「このアドレスはちゃんと生きていてメールを見ている」と言うことを知らせているようなものであると言うことを読んでからまったく無視をしていました。一年以上たってようやくその効果が出てきたのでしょうかね。
迷惑メールも、何とかメールを開かせようといろいろと嗜好を凝らした件名をつけています。「ご無沙汰しています」だって。私には夜中の3時頃にご「無沙汰してます」なんてメールを打ってくるような知り合いはいません。「近くのコンビニに来ているので連絡ください」ですと。ここから一番近いコンビまで10キロ以上もあることを知っているのかい?「GWのご予定は?」と言うメールを5月の終り頃になってもまだ送ってくるのもいます。
でも、いっこうになくなる気配もないところを見ると引っかかる人も中にはいるのでしょうか。うーん、わからん!!!。
アダージオの庭でアヤメが咲きました。
2008年6月9日(月)   小梨
山ではある山野草や樹木の花が年によって咲き方にムラがあるのがわかります。”毎年決まって可憐な花を咲かせ・・・・”と言うのはむしろまれな部類でしょうか。
今年はこのあたりでは”小梨(ズミ)”の花が見事に咲く年に当たったようです。5月29日の日記でつぼみをご紹介したアダージオにある小梨のひとつは写真(上)のように見事に開花しました。ここに移り住んで9年目ですが、この樹がこんなに見事に咲いたのは初めてです。アダージオの小梨ばかりでなくいったいの小梨全てが深まる緑の中で真っ白に輝いています。
ちなみに、アダージオでは今年はレンゲツツジは例年ほど良くないようです。ちらほらと開花し始めましたが。
下の写真で小梨の木の向こうに見えるのは甲斐駒ケ岳(左)と仙丈岳(右)
2008年6月6日(金)   冬の準備

ようやく春が終り風薫る6月(アダージオでは5月はまだ春)になったというのに、もう冬の話ですか?そうなんです、冬のためのストーブ用の薪作りの話です。約一月近く遅れていた作業もほぼ終り、少なくとも今度の冬のための薪はほぼ作り終えました。
暖冬でしかも雪の少なかった昨年と違いこの冬は雪が多かったために家の周りにいつまでも雪が残っており、昨年は3月下旬にはじめた巻き割り作業の開始が今年はようやく連休前でした。しかも、昨年は余裕をもって作ったつもりの量もほぼ使い切ったとあっては万一に備えて今年も同じくらいの量を確保しなければいけません。
と言うわけで、5月はかなりの時間を薪作りに費やしました。家の周りに積みあがった薪を眺めると結構感慨ひとしおです。前にも書きましたが、サラリーマンの頃は夜中まで残業しても、その日にやった仕事が目に見えるわけではありません。一方、この種の仕事は、その日の作業の成果が積み上がった薪の山で目に見えるので、これは”たまらない喜び”です。
(追記) 私事ですが、少なからぬ方々からご心配いただきましたので、4月22日に書きました”検査”の結果をご報告しておきます。結論的に言いますと、まったく異常はありませんでした。検査して異常がないことを調べてもらうと言うのもやや複雑な心境ですが、まあ、なんとも無くてよかったです。アダージオの亭主の体調を気遣ってご予約をためらっていらっしゃる方がございましたら、どうぞご心配なくどんどん泊まりに来てください。
2008年5月29日(木)   アダージオ新緑(その2)

一雨ごとに緑が深まっていきます。山では春と夏は下(麓)から登ってきます。(秋と冬はその逆で山から下りてきますが。) 
アダージオから標高にして200メートル下がったあたりでは今こなしの木が真っ白な花を咲かせています。小梨の花は桜より一回り小さな花びらで、それが小梨の木全体を覆うように真っ白く咲いています。離れたところから見るとそこだけ雪を被っているように見えます。
その真っ白な、雪のように見える小梨の花もつぼみの時は実は赤っぽい色なのです。ですから開花する前の小梨の木は赤い実が沢山生っているように見えます。
アダージオでも小梨の木が遅ればせながら開花し始めました。ピンクのつぼみと白く開花した花が、刺繍のような模様を見せてくれます。
ちなみに、「小梨」と言う木は無いそうで、正式には「ズミ」だそうですが、小梨のほうが響きは良いですね。上高地の河童橋のあたりも「小梨平」と言うのですが、「ズミ平」では少々興ざめしますね。




2008年5月18日(日)
  アダージオ新緑

しばらく晴天が続きアダージオのまわりも日に日に若葉が萌える季節となりました。夕方にはもう朝見た窓外の景色も緑がいっそう深まっているような感じがするほどです。冬の間よく見えていた向かいのペンションもすでに木の間越しにも見えなくなってきました。アダージオのテラスが緑に囲まれるのも程なくです。夏には(と言っても7月下旬からお盆過ぎまでの短い間ですが)その緑に囲まれてお客様は朝食を召し上がられます。
広告用などのためにアダージオの外観写真が撮れるのもこの時期だけです。冬の間は建物全体が良く見えるのですが、木々の葉が落ちて冬枯れのモノクロ的な殺風景な写真になります。緑生い茂る夏になりますと、建物外観が見える位の位置まで離れますと、よく見なければどこに建物があるのかわからないほど緑に覆われてしまいます。そういうわけで、明日からはお天気も崩れそうなので今日は外観写真に挑戦しました。
先日お泊りのいつも野鳥の写真を撮りにこられる逗子のYさんが、ようやく3年越しの念願のコルリの満足いく写真がアダージオの近くで撮れたとその写真を送ってこられました。アダージオの周りでの撮影に私たちも同行したのですが、普段私たちが何気なく通り過ぎているせせらぎでしっかりミソサザイの写真も撮られました。

2008年5月3日(土)   ゴールデンウイーク後半
今日からゴールデンウイーク後半が始まります。テレビでは高速道路の渋滞が伝えられています。はるばる遠方から渋滞を乗り越えて来てくださるお客様に改めて頭が下がる思いです。
このところの暖かさでアダージオでもようやく春らしくなってきました。毎年花を咲かせるお向かいのペンションの桜がこの2-3日で一気に開花しました。山菜のタラの芽もぐんぐん伸びてきてもうすぐ食べごろになります。
長い間冬眠していた地面もごそごそと動き始め、いろいろな草花の芽が枯葉を掻き分けて出てきています。一足先に咲いていたカタクリの花も一株だけまだ花が残ってがんばって咲いていました。今年はカタクリは4株に増えました。

あと1週間もすると若葉が一気に芽吹き始めることでしょう。ラウンジから見る外の景色が朝と夕方では緑の度合いが違うのがわかるほど。いい季節になりました。










2008年3月31日(月)
   明日から4月と言うのに
明日からアダージオでも(当然のことながら)4月です。なのに、昨日夕方から降り始めた雪が20センチ以上も積もってしまいました。ほとんど雪が溶けて春らしくなってきたアダージオの周りも一面真っ白になりました。左の写真は上が3月25日、下が3月31日です。上下間違えたのではありません。春めいたアダージオの様子をお届けしようと思って25日に撮っておいたのですが。
昨日午後用があって麓の茅野に下りたのですが、夕方から諏訪地方は雨の予報でしたが、まさか上では雪になるとは思っていませんでした。茅野市の標高が約800メートル。アダージオが1500m。気温は100メートルで0.7度下がると言われていますので、茅野とアダージオの標高差ですは700mありますからアダージオは茅野より約5度低いと言うことになります。帰りかけて市内で見かけた気温の表示が4度。「ん?ちょっとやばいかな?」 実はアダージオの車の一台は既にノーマルタイヤに履き替えており、昨日乗って降りたのはそのノーマルタイヤの方。途中ですれ違う上から下りてくる車の中には屋根に雪の乗っているのも。アダージオ近くまで来ると道にも薄っすらと雪が覆い始めている始末。帰り着いて15分もしないうちに道路は既に真っ白になってしまいました。すんでのところで駆け込みセーフ。あと30分ものんびりしていたら途中で車を捨てて降りしきる雪の中をとぼとぼと帰ってきた羽目になったことでしょう.。山では、下では想像もつかない気候の変化があります。
でも、明日から4月。次号のアダージオ日記ではもう少し暖かいニュースをお届けできるでしょう。
連休はまだまだお部屋は十分にあります。(4日は満室ですが) まだご予定の決まっていない方、アダージオも候補に入れたらいかがですか。
(写真がうまく転送できていないようです。原因を突き止めてなるべく早く修復します)




2008年3月14日(金) 
 春の気配としばらくぶりの客様
今日は久しぶりの本格的な雨になりました。雨が降ると暖かくなります(実は雪が降る時もそうなのですが)。 空気に匂いも含まれるようになって来ました。地面が動き始めた匂いです。
少し暖かくなり冬鳥観察のお客様もほぼひと段落しましたが、ハギマシコたちの冬鳥は少し数が減ったものの相変わらずやってきます。朝は相変わらず近くの枝の上で餌が出されるのを待っています。
真冬ですと日の出が7時頃なのでお客様がいらっしゃらないときでもその頃に出してあげればよかったのですが、最近では6時前には日が昇り、その頃には鳥たちもしっかりいつもの場所でスタンバイしています。あまり待たせても遠来の客様に失礼なので遅れないように餌を出してあげます。野鳥観察(撮影)のお客様がいらっしゃらない時はあと少しは床に入っていたいので前の晩に餌を出してやることもあるのですが、カケスさん用のパンだけは夜のうちに出しておくと、これも夜の内のアダージオのテラス訪問が日課になっているキツネ氏に横取りされてしまうので朝に出さざるを得ません。時々起きるのが遅れてカケスさんをお待たせすることもあります。それから一日中何度も何度も繰り返し餌を出してやります。餌代が大変だけど、遠くからわざわざアダージオに来てくれ、冬の間私たちを楽しませてくれる野鳥たちにそれくらいはネ。
今日も、やっと確定申告も済んで午前中をゆっくり過ごしながら、「さて、そろそろ餌の追加を出してやろうか」とテラスに出ると、下の方で何かごそごそ動くものが。よく見るとしばらくぶりのヤマドリ。私の姿を見るとオスはけしからぬことに、相棒をほっといて長い尾羽を揺らしながらさっさと逃げていきました。残されたのは写真のやつ。多分メスですよね。あまりあわてる様子も見せないで、それでもわたしの方を警戒しながら徐々に距離を広げていきました。「そこで待っててね」と急いで家に入ってカメラを取ってきてとりあえず写真を撮らせていただきました。その後、彼女は薄情な彼氏が逃げていったのとは反対の方に歩いていきましたが、彼とはうまく合流できたのでしょうか。アダージオ春の訪れの一こまでした。(写真はアダージオの庭で。もう少し綺麗な色でしたが、背景が雪だと難しいですね)




2008年2月27日(水)  アダージオ曼荼羅
本日お客様がお帰りになった後、お昼ご飯を食べながらふと外を見ると、写真のような光景を目にしました。ひまわりの種を入れた筒にいつものようにウソが止まっていました。真ん中には赤みがかった何かがいましたが、多分最近あそこに止まることを覚え始めたハギマシコだろうと思い、そのまま視線は別な方に行ったのですが、途中で「?? ハギさんにしては赤みが強いな。」と再び視線をそこに戻しました。「ヒャー!戻ってきた!」なんと真ん中にいたのは12月中頃にどこかに行ったきり全く姿を見せなかったあの人でした。どこに行っていたのでしょうか。昨夜からの大雪でいつも餌を食べているところで食べられなくなったのでしょうか。それでアダージオに戻ってきてくれたとしても、よく覚えていてくれたものです。
実は、今朝「デジスコや」に新しい液晶フードを注文していたのが届き、早速装着して昼前にテストをしていたところでした。すぐ横においてあったデジスコをセットしたのですが、やはりあわてていたのか本来もう少しさがって撮らないと全体を写すには近すぎると言うのも忘れて夢中でシャッターを切りました。で、出来上がったのが左の写真。さすがにデジスコドットコムの最新フード。ぴったりピントを合わすことが出来ました。ケラレを残すとかえって曼荼羅絵のようになりました。野鳥の写真としては邪道もいい所ですがネ。
あの筒は、横に出ている棒の上に穴が開いていて、鳥たちはその穴に頭を突っ込んでひまわりの種を啄ばみます。ウソがメインのお客さんで、ウソのいないときにカラ達が交代でつつきに来ていましたが、最近他の鳥たちも学習したと見えて、時々アトリやハギさんもとまっています。昨日はイカルも上のほうから他の鳥たちの様子をじっと見て、何度かとまる試みをしていました。ウソとカラ達だけの頃は、お父さんの晩酌ではないですが、だいたい一日一本と決めていたのですが、このところ一本では済まなくなってきています。ここであの方もこの筒の常連さんになられますと、もう少し本数がふえますなぁ。なにしろアダージオのVIPなものですから。
ちなみに、今日の日記は「オオマシコが来たから見に来てください」という趣旨ではありません。これが数日も続けば皆様をお誘いできるのですが、今のところはなんとも言いがたいです。ただ私たちが嬉しくて少し浮かれた気持ちを単純に表現しただけです。その後の様子は来週にでもこのHPで状況をお知らせする予定です。   




2008年2月13日(水)  ヒヨドリとカラスは鳥でないのか?
先日3泊された鳥の写真のお客様がいらっしゃいました。毎年来られるのですが、本当に3日間も退屈されないだろうかと心配になり、「もし飽きられたら予定を繰り上げて早くお帰りになっても良いですよ」なんて余計なことを申し上げてしまいました。ところが、本当に鳥の写真がお好きなのですね、退屈せず無事3日間を務め上げられました。最後の日は羽を広げて、いわゆるホバリングをしているところを集中的に撮っていらっしゃいました。
お帰りになる前に、奥様がアダージオで見た野鳥の種類を書き出されていました。
ハギマシコ、アトリ、シメ、イカル、ウソ、カワラヒワ、シジューカラ、ゴジューカラ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、カケス、アカゲラ、コゲラ、エナガ、ホオジロ、ツグミ、カヤクグリand you name it と言うような感じです。全部でなんと18種類です。ところが、実際には見られたのに2種類ほどこのリストから抜けています。ハシボソカラスはカケスにやろうと思って出していたパンを目ざとく見つけて2-3回やってきてブーイングを受けていました。ヒヨドリは他の鳥たちで賑う餌台にまでやってくる勇気も無く、近くの今でも残っている(つまり気の利いた鳥たちは見向きもしないような)赤い木の実を寂しそうに啄ばんでいました。私たちから見れば冬の無粋を慰めてくれる立派な鳥たちなのですが、やはり都会の人達から見ると忌み嫌われヒヨヒヨと蔑まれている人達なのですね。からすとヒヨちゃんを入れたらなんと20種類になりました。
聞く所によると、日本野鳥の会で出している見かけた鳥にチェックマークを入れる野鳥観察リストがあるそうなのですが、ある地方支部版ではカラスもヒヨドリも抜けていると。差別じゃあないですか!!!。そういう野鳥の会は野鳥観察会の反省会を焼き鳥屋でやっていたりして・・・・・・・・。
このところの雪でようやくいつもの冬らしい積雪になりました。しばらく雪かきをしていなかったなまった体には連日の雪かきは少々こたえますが、除雪機があるので少しは楽させてもらっています。もっとも、クーはこの雪が吹き飛ぶ機械が嫌いでエンジンがかかるとしっぽを巻いて家の中に駆け戻ります。
今日の写真は雪のアダージオと時々餌台にやってくるカヤクグリです。




2008年1月24日(木)
  雪と冬鳥
相変わらず鳥の話です。
東京に雪の降った1月22日は蓼科でも久しぶりの本格的な雪となりました。20センチほど積もりましたが、それでも例年よりはかなり少なめです。
天気予報が「雪」の予報になると鳥たちの動きもあわただしくなります。普段ですと午後も3時過ぎになりますと餌台は一息ついて静かになるのですが、「今夜から雪」などと報じられるような日は少し薄暗くなるまでせっせと足を運んできます。悪天候を察知してきっと食いだめをしているのではないかと思ってしまいます。それにしても、どうしてわかるのでしょうかね。
雪の降った翌朝は、いつも以上に忙しくなります。朝起きて一番にすることは、まず薪ストーブに火を入れ、それから外の餌台に餌を置きます。その時までには既に近くの枝に皆さん勢ぞろいでお待ちです。少し起きるのが遅くなった朝などはまだ全部の餌台に置き終わる前に先に置いた餌台に下りてくるほどです。わずか1.5メートル離れたところでハギマシコが餌を食べ始めています。まあ、「いつも飯を出してくれるオッサン」くらいに思われているのでしょうか。
と言うわけで、雪のやんだ今朝は写真のような雪の中での姿を撮らせてくれました。オオマシコのこんな写真が撮れたらいいのになぁ。今頃どこにいるのかな。
写真はいずれも2階の角の部屋からデジスコで撮りました。




2008年1月19日(土)
  ハギマシコの集団
このところ1週間以上も朝の最低気温がマイナス10度を下回っています。ようやく例年並みの寒さになってきたと言えるのですが。ただ雪は異常に少ない冬です。アダージオ付近でもまだ地肌が出ているところがある位です。家の周りで鳥たちが地面をつついている姿を見かけます。この時期こんなことは8年目の冬にして初めてです。
先日の日記に”アダージオの餌台がハギマシコの集団に占拠されたようだ”と書きました。その状態は変わっていません。オオマシコの姿を見なくなってから一月以上経ちました。時々「オオマシコは来てますか」と言うお問い合わせのお電話を頂きます。状況をお話しするとがっかりされた様子が電話の向こうから伝わってきます。「ハギマシコの集団とやらを見てみたい」と来てくださるお客様もいらっしゃいます。実は、私たちにとりましてはこの方が精神的には楽なのです。オオマシコが来ている時はお客様の期待がひしひしと伝わり、オオマシコが来るまではこちらも気がきではありませんでした。ハギマシコの場合は朝から午後3時頃までは集団でしかも頻繁にやってくるのでこちらも気をもむことはありません。例年より少なめのお客様ですが「開業の頃はこんなもんだったね」とのんびりとした冬を楽しんでいます。
で、今日の写真はハギマシコの集団をどのようなものなのかお伝えしましょう。写真としては”証拠写真”以下ですが感じを掴み取っていただけますでしょうか。下の写真は、ハギマシコの集団が立ち去った後イカルやアトリたちがのんびりとお食事をしているところです。




2008年1月5日(土)
  あけましておめでとうございます
明けましておめでとうございます。今年も皆様にとりまして幸せいっぱいな年であることをお祈りいたします。
この日記を更新しなければと思いつつなんとなく時間がたってしまいました。そうなるとまたそうなるで、今度はなかなか取り掛かれなくなる。昔若かった頃、親にいわなければならないことを言い出しそびれていたらそのうち取り返しのつかないほどにまで時間がたっていた(と言うほど大げさなことではないにしても)みたいな状態に陥っていたようです。で、新年を契機として「これからもっとまじめに日記を書くぞ」と言う決意をこめて今日の日記を書いております。
とは言ってもお客様の少ないこの時期、外も寒くてなかなか屋外に出る機会も少なくなり、皆様に発進する情報にも乏しい季節です。今日は、一部鳥ファンの方が気に掛けていらっしゃる野鳥の情報をお伝えします。アダージオの餌台はほぼハギマシコに占拠されている状態です。朝一番7時前に餌を出す頃には既に近くの枝の上で待ち構えています。端の方から順にひまわりの種を乗せていくのですが、待てないのはまだ最後の台に載せ終わらないうちに降りてきます(距離にして2メートルほど)。その後、わっといっせいに群れで降りてきます。その数40-50羽。とにかくその間しばらくは他の鳥たちも近付けないような状態です。少大きめのイカル、シメなどもこのハギさんの集団が一息つくまでは枝の上で待っているほど。例外はカケス。さすがに図体が大きいだけあってハギの集団など「ソンナノカンケイナイ」とばかりにばっと降りてきます。そのときだけさすがのハギ集団も一瞬飛び散ります。ハギさんの集団がおおかた食べ終わると、イカル、シメ、カワラヒワ、カラ類が数10分後に再びハギさんたちが帰ってくるまでのんびりと食べています。そんな状態が毎日続いています。で、結局オオマシコは12月の半ば以来姿を見なくなりました。団体のいるところは嫌ったのでしょうか。アダージオもお泊まりのほうは個人のお客様を大切にして団体様は原則お断りしているのですが、野鳥様に関してはハギマシコの団体に占拠されてしまい、オオマシコさんという大切なお客様を失う羽目に陥りました。まあ、これだけはどうしようもないですがね。こんな状況でもよろしかったらのんびりと冬鳥を見にでもお出かけください。
今年もよろしくお願いします。
写真上;私は誰でしょう?答え:寒くて羽を膨らませているホオジロ。写真下;おなじみのカケス。「なんか文句あるか」と言うような表情。
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