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Hillside Inn
Adagio
Kitayama 4026,
Chino-city,
Nagano
JAPAN 391-031


アダージオ日記
 
アダージオ周辺、蓼科、信州の自然や出来事を日記風にお伝えします。
日記へのご意見ご感想はこちらへどうぞ。


最新の更新は1月26日です


2010年1月から12月までの日記はこちら
2009年7月から12月までの日記はこちら
2009年1月から6月までの日記は
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2008年8月から12月までの日記はこちら
2008年1月から8月までの日記はこちら


        
紅葉のアダージオ (2011年10月24日)
   
 




 


2012年1月26日 謹告

謹んでお知らせいたします。アダージオ元支配人「クー」におきましては、本日(1月26日)永眠いたしました。ここに、皆様より生前元支配人にお寄せいただきましたご交誼に対し、心よりお礼申し上げます。
19歳に2週間ほど足りませんでしたが、大往生でした。自然の中の恵まれた環境で暮らし、お客様には可愛がっていただき、ストレスの無い生活がこのような長寿につながったのだと思います。幸せな一生だったと思います。
いつものあのやさしい顔のままアダージオの丘に静かに眠っています。蓼科の自然に抱かれて。

厳しい寒さが続いております。皆様におかれましても体調など崩されませぬようご自愛下さい。暖かくなりましたらまたお出かけ下さい。
 




ようやく雪景色の
アダージオ


アダージオの街灯も雪化粧


今年のターキー
 



2011年12月25日 メリークリスマス

ひと月以上も更新をしていませんでした。更新しなければといつも思っているのですが、実はあまりここで皆様にお知らせするような事が起こらなかったのです。でも、何も起こらなかったと言うことが特記事項かもしれません。実は野鳥に異変が起こっています。アダージオのことだけかと思っていたらどうも各地で起こっていることのようです。数も種類も少なくなりました。毎年大集団でやって来るハギマシコは11月17日に1羽が来たきりで以来まったく姿を見せません。オオマシコもまだ見ません。アトリだけはカワラヒワの集団に混じって3-4羽来ています。アダージオ常駐のウソは10月以来一羽もいなくなりました。毎朝大集団でやってきてあの大きなくちばしで餌をバリバリ食べつくし、彼らが去ったあとは必ず追加で餌を出さなければならなかったイカルもようやく最近になって2-3羽が帰ってきました。唯一昨年と変わらないのはカケス。毎朝3-4羽でやってきます。そんな中でシジューカラ、ゴジューカラ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラたちはこの世の春とばかりに遠慮する事無く飛び回っています。と言うようなあまり景気のよう話ではないのでついつい更新をためらっていたと言う次第です。
昨夜はクリスマスイブ。いつものようにターキーを焼いてお客様に楽しんでいただきました。1977年に初めてアメリカに行った時(このときは友人の家に呼ばれて友人が切ってくれましたが)以来、日本に帰ってきてからもほとんど毎年この時期にはターキーを切る役を仰せつかっています。
ほとんど雪の無かったこの冬ですが、今日クリスマスの日にようやく降りました。滑り込みのホワイトクリスマスでした。
元支配人もほとんど奥でウトウトの毎日ですが、こうしてクリスマスツリーの前でポーズをとってもらいました。
まあ、いつもと変わらない穏やかなクリスマスの日が終わろうとしています。皆様良いお年をお迎えください。
   

ツリーの前の元支配人。ご覧のとおり元気です。

 



1羽だけでやってきた
ハギマシコ




一応オスメスで来た
アトリ
 


2011年11月23日 冬鳥情報

例年よりかなり遅い冬鳥の飛来です。11月17日にハギマシコが今年初めてやって来ました。1羽だけです。今年のアダージオを品定めでもするように餌台からテラスの床や近くの梢などをチョンチョンして、どこかにお立ちになりました。
続いて11月21日にはアトリが。こちらは2羽でしばらく餌台でひまわりの種をつついていました。
昨年はアトリの初飛来は10月16日でしたからなんとひと月以上も遅いです。ハギマシコは11月6日でしたから、こちらは半月ほどの遅れです。
何度も書かせていただいたとおり、今年の紅葉は1-2週間ほど遅めでした。つまり全体的に秋と冬の来るのが遅れています。アダージオではまだ雪はこの前ちらちらしているのを見ただけで、地面に残るほどには降っていません。早い年には10月に落ち葉の上にうっすらと積もることもあるのに、です。
と言うわけで、まだ木々の枝には鳥達が好む実が沢山残っているようです。ツルウメモドキもようやく殻が弾けてオレンジ色の実が落葉した枝に目立ちます。(来年はあれをいただこうとめぼしをつけておきました。)鳥さん達も何も好んでアダージオの餌台に来てまで食べる必要は無いようで、このところ常連の姿も時々と言う有様です。カケスは毎朝来るのが日課になりつつありますが。
ハギマシコもアトリもあれ以来姿を見せません。とりあえず例年通りアダージオのおじさんが餌を出してけれているのを確認して仲間に報告し、今頃はどこかで美味しいものをたっぷり召し上がっていることでしょう。
春夏秋冬とめぐりますが、毎年違う様を見せてくれます。昨年と同じ春夏秋冬はありません。こうやって毎年違った季節が見れるのは楽しいです。
それにしても、中には福島の原発事故の近くを通って来た鳥達もいることでしょう。いろいろな動物達がさまざまな形で被爆して、その影響は何十年も後になって初めてわかる事なのでしょう。罪なことです。

 


ゴルフ場付近のカラマツの紅葉



道路から建物が良く見えるようになりました


水を飲みに来た
ミソサザイ
(あわてて良く撮れませんでした)

 



2011年11月12日 カラマツの紅葉

紅葉はアダージオ付近ではほぼ終わりました。すっかり葉が落ちて夏の間は繁った木々の葉で見えなかった前の道路や向かいの建物が良く見えるようになりました。あと一雨と風が少し吹けば、もう物悲しい冬枯れのシーズンです。長い冬を越えて新緑が始まるのは来年の5月中頃。考えてみれば一年の半分はこのような無彩色に近い景色の中で過ごしていると言うことみたいですね。
夕方に、このリゾートタウン内の標高の低いゴルフ場あたりにカラマツの紅葉の様子を見に行ってきました。ご覧のように夕日を浴びて黄金色に輝いていました。実はアダージオのある標高1500mまではカラマツの植林はされなかったようで、アダージオ付近ではこのようなカラマツの紅葉を見ることは出来ません。
野鳥の情報ですが、今は一番野山に木の実などの食物があるせいでしょうか、餌台にやってくる鳥達は比較的少ないです。それでも、カケスが毎朝やってくるようになりました。今のところとりあえず2羽です。そのうちもう少し増えることでしょう。時々ミソサザイも顔を出します。そうこうするうちに、北の国から冬鳥達もたどり着いてくることでしょう。さて、今年はどんな鳥達が来るのか、楽しみです。
そして来月はクリスマス。アダージオ恒例のターキーディナーの季節でもあります。今月の勤労感謝の日の週末からクリスマスまで、ご希望の方にはターキーを丸のままオーブンで焼いたのをメインとするターキーディナーをお出しいたします。それには、ポテトサラダ、茹で野菜、スタッフィング、クランベリーゼリー、そしてターキーにはなんと言ってもこれ、パンプキンパイがつきます。予約のときにお申し出下さい。12月初め頃まではスノータイヤなしでアダージオまでこれます。下の写真は昨年のターキーディナーです。



 




紅葉もやや色あせた
アダージオの正面

庭のカエデの紅葉


 



2011年10月24日 アダージオ紅葉情報

アダージオ付近ではやはり先週が紅葉のピークでした。土曜日の雨でかなり散ってしまいました。今年の紅葉は例年より遅いなと思っていたら、特に毎年紅葉のトップバターで真っ赤に色づくツタウルシが、なかなか色づかないので「今年の紅葉は例年より遅いな」と思っていたら、ほとんど全部がいっせいに紅葉してしまいました。ここに来て12年目の秋ですが、こんな紅葉は今までありませんでした。でも、紅葉は遅いのでもしかしたら葉が変わる前に木の上で縮んで枯れて見苦しくなるのでは案じていましたが、例年通り美しいです。
今年の秋で今までとは違ったのは;
1、栗の実がほとんどなりませんでした。今頃はイガがはじけて木から落ちた栗の実がテラスの床に当たってコロコロという音を出して季節を演じていましたが、今年はその音が聞けません。
2、昨年はいたるところで見かけることが出来たマユミを今年はほとんど見ることが出来ません。なんとなくツルウメモドキも少なく感じます。そんな中、すぐ裏の電柱に電線にまで伸びたツルウメモドキが今年も見事に実をつけて、最後にはじけて赤い実が出てくるのを楽しみにしていたのですが、中部電力が来て根元から切っていきました。電柱や電線に良くないからでしょう。

標高1500mのアダージオ付近では紅葉も終わり頃ですが、標高の低いあたりではこれからです。標高800メートルの茅野市ではまだまだ色づき始め位でしょうか。まだまだこのあたりでは紅葉を楽しめます。そしてフィナーレはカラマツの紅葉です。これは11月上旬でしょう。どうぞお出かけ下さい。







手前はドウダンツツジ


もうすぐこのテラスも冬鳥でいっぱいになるでしょう
 

ハナイグチ
地元の人は”ジコボウ”と呼んで目の色を変えて探します

 


2011年10月16日 速報 紅葉情報

昨日から降り続いていた雨は夜中から明け方にかけてかなり激しい風雨となって、お泊りのお客さまは夜中に目が覚めるほどだとおっしゃっていました。一夜明けて午前中から日が差してきて、午後には秋晴れとなりました。と同時にアダージオ周辺の紅葉も一気に進み、いきなり紅葉のピークを迎えたのではないかと思うほどです。
と言うわけで薪仕事は午前中で切り上げて、午後はこの紅葉の様子をカメラに収めました。
それにしても、秋・紅葉は毎年繰り返されるのですが、毎年毎年異なった秋・紅葉です。同じ秋は二度とめぐって来ません。夏の気温や日照、秋口の気温や日照、それらの組み合わせが年毎に違った秋を演出してくれます。
このような順粋な季節の模様のお知らせは、なかなか”落ち”が見つからないので、ついつい筆(指先)が重くなるのですが、今日お泊りのお客様から「携帯の絵文字の続報の話はいつでも出来るのだから、早く皆様にこの紅葉の様子をお知らせしなさい」とハッパをかけられました。
と言うことで写した写真の中からなるべくアダージオの紅葉の雰囲気が出ていそうなものを選んでここに載せてみます。アダージオの秋の雰囲気が伝わりますでしょうか。アダージオ周辺の紅葉はよほどの大雨大風がなければ後1週間は続くのではないかと期待してます。ただ、蓼科は標高差がかなりありますのでアダージオ付近(標高1500m)で紅葉が過ぎてもバラクライングリッシュガーデン(標高1100m)あたりではこれからか見ごろと言う場合が多いです。確かに日光、箱根、京都などのような豪華絢爛ナ紅葉ではありませんが、山全体が黄色く染まり、ところどころに紅葉が散らばるような全体で味わえる紅葉も悪くは無いです。どうぞお出かけ下さい。

               
それにしても紅葉の写真は難しいです。
なかなか見た通りには写ってくれません。

 

ヌメリスギタケモドキ

通称「やなぎたけ」
年から目に付きました
アダージオ敷地内の川の上流の
柳の木に生えてます。
バター炒めや汁に入れると良い
と地元の人は言ってます




 


2011年10月7日 携帯メールの絵文字(その1)

お若い方にはこれからお話しすることは常識なのかも知りませんが、この日記の大多数の読者の方はもしかしてお知りにならないのかと思いまして、書かせていただきます。
前置きが長くなります。事の発端は、昨夜夕食のあとお客様とお話していて、昼間私に来たメールの最後にハートマークがついていたことをお話したことからです。お断りしておきますが、どのお客様ともハートマークのお話をしているわけではございません。昨夜のお客様は、年に何回かのバラクライングリッシュガーデンの催しの時にお母様とお越しになり、年のころは私より一回りほどお若く、結構今流行のことなどにも通じていらっしゃり、いろいろと若者文化などについて私達に解説して下さっていました。、私に来たメールというのは、いただいたブドウがとっても美味しかったのでそのお礼をメールでしたら、そのメールが嬉しかったらしくて、お礼のお礼をメールで送り返してこられて、その文末にハートマークがついていました。私も並みのおじさんらしく少々うきうきしてしまいその「解説女史」にそのことをお話したと言うわけです。まず最初の結論を急ぎます。その「解説女史」曰く『今の若い人の間では携帯メールでわりと気安くハートマークが使われている。昔のような恋愛感情の表現としては使われていない』との事。それで納得しました。2児の母で私のクラリネットの先生である人が60過ぎのおじさんの生徒にそんな意味でハートマークを送ってくるはずは無いのですから。(ちょっと残念でもありますが、横で聞いていたかみさんはそれ見たことかと言う顔をしてました。)もう一度言います。
携帯メールの(特に若い方からの)ハートマークは本来の意味ではありません!!!

そこから話は携帯電話の絵文字に発展していきました。
『絵文字が、送った相手先では必ずしもこちらが送ったのとは同じ絵文字で画面に出ているわけではない』と言う事をご存知でしたか。確かに私の携帯の絵文字のリストの最後には「他社変換可能絵文字」として絵文字が並んでいるので、中には変換されないものも有ると言うことはうすうす感じていました。でも、ほかの携帯会社のメールでは
変換されないと言うことならまだ大丈夫です。出来ないことを願ってもしょうがないわけですから。でも、こちらが送ったのとは別の絵文字になって、しかも意味が違って変換されているとしたら事は深刻ですよね。少なくとも私にとっては深刻です。誤解を引き起こしては大変ですから。そこで、かの解説女史は「そもそも若者達はそう深刻なことを携帯メールでやり取りしているわけではないので、そう深刻な事ではない」とおっしゃるのですが。

次回は、ドコモの解説女史とauの私との間で実際にテストで送信してみての結果をお話しします。皆さんもやって見られてはどうですか。ちなみに解説女史の話では絵文字は機種ごとにも違うということですので、たいていは同じ電話会社のご夫婦の間でも奥様のほうが新しかったりしたら、違う絵文字が画面に出てくると言う現象があるのかもしれません。やってみてください。

 


朝の餌台
温度計は3度を指しています


日中は16度位まで
気温が上がりました


筒にぶら下がるリス
本来は小鳥達用ですが・・・


 


2011年9月24日 急に寒くなりました

アダージオにしては比較的暖かい日が続いており、雨の降らない日の午後などは本とパソコンを持ち出してさながら書斎のようにしてテラスで過ごすことが出来たのですが、首都圏の交通を麻痺させた台風15号のあと気温がぐっと下がりました。準備万端の薪ストーブにも火が入りました。昨夜はフリースを着てのごみ捨ての帰りに見上げると満天の星が輝いて、今朝の寒さを予告するようでした。そして、まさしくそのとおりで今朝はこの秋一番の冷え込みとなりました。朝散歩に出られたお客様は、車の屋根のつゆがほとんど凍りそうだったと知らせてくれました。朝起きたらまずストーブに火を入れると言う日課の季節が来ました。でもなぜか薪ストーブに火をつけるのは全く苦になりません。むしろ楽しいです。男の子はいくつになっても火遊びが好きなのでしょうか・・・・。
気がつかないうちに木の葉も色づいてきたのでしょう、午後のラウンジが明るくなってきました。あと2週間もすれば蓼科は紅葉の真っ盛りでしょう。日光などのように豪華絢爛の紅葉ではありませんが、山全体が黄色く染まって、それはそれで趣のある紅葉です。どうぞお出かけ下さい。



ラウンジの薪ストーブに火が入りました


昨日はお彼岸
おはぎを作ってお客様に召し上がっていただきました


 




池の平湿原

孔雀蝶ことゲイシャ


マツムシソウ(手前)
とリンドウ

 



2011年9月17日 池の平湿原

先日お客様のお供で池の平湿原に行ってきました。池の平湿原は軽井沢の上にある浅間山から西に向かって長野県と群馬県の境界をなす山並みの途中の湯の丸高原の一角にあります。標高は約2000メートルの高層湿原で、長野県でも有数の高山植物の宝庫で1000種類以上の山野草があると言われています。確かにそのとおりのようで、お供をしたお客様は山野草にはかなり打ち込んでいらっしゃる方たちで、その方たちが最初の100メートルを歩くのに15分はかかってしまうほど興味を引く草花が沢山ありました。私達も池の平は何度か来た事はあるのですが、せいぜい山野草の沢山あるトレッキングコースくらいにしか思っていなかったので、さっさと歩いて1時間半くらいで一回りしていました。たとえて言えば、雑踏の中を歩くのに似ていて、誰も知った人がいないとさっさと先を急ぐのですが、雑踏の群集と思った人たちがみんな知った人たちで一人ひとりに挨拶をしながら行きますとなかなか先へは進めません。こんな具合で、それでも最後のあたりは少し急いでも3時間半かかってしまいました。といいますか、3時間半存分に楽しんでいらっしゃいました。お供の私はと言いますと、野草のほうはあまり詳しくはないのでそんな方たちを観察して、楽しい一日でした。
池の平湿原は、アダージオからですといったん山を越えて千曲川の谷まで下りて、もう一度登登り直すと言うアップダウンの大きいコースになりますが、約1時間半強かかります。池の平にだけ行くのでしたらもっと近くに泊まるところはありますし首都圏からは日帰りも可能ですが、アダージオをベースにしますと、こちら側の「八島湿原」、「八千穂高原自然園」、「入笠山」など信州有数の山野草の宝庫を一緒にお楽しみいただけます。
最後に、山野草にはいろいろと面白い・変な名前があるようで、この日知ったり感じたことをつぶやいておきます。
「ママコノシリヌグイ」という野草はだれがどんな趣旨でそんな名前をつけたのだろうか。沢山の小さいとげが一方に向いて出ています・・・・。まさか牧野富太郎博士がおつけになられたとは思えませんが。(ママコノシリヌグイについてもう少し知りたい方はこちらが参考になるかも。)
「クガイソウ」とか「イワインチン」なんて漢字でどう書くのか想像できますか。
「孔雀蝶」という蝶々がいました。別名「ゲイシャ」というと教わりました。帰って調べてみたら学名が「・・・・Geisha]というようです。別名でなくてれっきとした学名が「ゲイシャ」ですって・・・・・。


池の平湿原ついて詳しくはこちら(東御市のホームページ)をごらんください。






ダブルベッドのお部屋
(SUWA)


アダージオの丘

草刈の回数を減らしたら
思いがけないところに出てきたマツムシソウ

 
 


2011年9月9日 ダブルベッドの話

「ダブルベッド」の話、と言いましても何もいかがわしい話をするわけではありません。もっとも、そもそも「ダブルベッド」と言う言葉でまず何か連想すること自体がおじさん的ないやらしさかも知れません(苦笑)。
アダージオにはダブルベッドのお部屋が一つあります。『Suwa』と言う部屋です。11年前に以前のごく普通の狭い部屋が8つあるペンションを改装して5部屋にしてアダージオを開業した時に、この部屋は確かに広さはこれまでよりは広くなったけどアダージオでは一番狭い部屋で、そこにシングルのベッドを二つ入れてツインにするとなんとなく狭い感じがして居心地が良くないように思えました。そこで寝てない時間によりゆっくりと過ごしてもらう為にベッドはダブルにして居住性を増すことにしました。とは言えやはりアダージオでは一番狭い部屋なのでもっぱら一人でこられる方に使っていただいております。もちろん、確かにダブルベッドの部屋と言うのはあまりよそではないと見えて、わざわざこの部屋をご希望になるお客様もいらっしゃいます。また、このダブルベッドの硬さが自分にピッタリだとこの部屋だけにしか泊まられない方もいらっしゃいます。ただ、やはり(理由の如何を問わず)ダブルベッドでは不都合であると言うお客様のためにその横に引き出し式のソファーベッドを置いて、お休みのときにそれをベッドにしてツインでお使いいただく事も出来るようにしてます。
と言うような前置きで、積極的にこの部屋をご希望の場合は別にして、この部屋しかご用意できない時のお客様の反応をご紹介します。
反応その1;「私達夫婦だからかまいませんよ」 
反応その2;「普段から別々だから、やっぱり別にしてください」
反応その3:「私は寝相が悪くて夜中に主人を蹴飛ばして起こしたら悪いから別にしてください」
私なんかは「私達は夫婦だから別にしてくれ」と言いそうです。さて、皆さんはどの反応でしょうか。






まだまだこれから収穫のトウモロコシ
アダージオの畑では農薬を使わないので
カエルも沢山います


 


2011年8月27日 策におぼれる

お盆をはさんで一年で一番忙しい時期で、連日朝起きてから寝るまで「女工哀史」か「蟹工船」のような暮らしをしておりました(この日記の更新をサボっていた言い訳でもありますが)。 もっとも、女工哀史や蟹工船と根本的に違うのは、その分しっかりと稼がせていただいておりますし、仕事そのものはお客様とお話をしたりして楽しい時間であります。そしてなによりその忙しさも時期が来ればいつかは終わると言うことです。今年はお陰さまでお盆を過ぎてからも連日お客様が続き、今日までほぼ満室の日々でした。でもそれも今日まで。明日からはほぼオフシーズンのペースに戻ります。
8月4日の日記でお知らせしたように、畑のトウモロコシはネットを張ったお陰で動物達に荒らされること無く、収穫をもたらせてくれております。アダージオのお客様にも、採れたてのトウモロコシから造ったコーンスープや、茹でたのを一切れ朝食のお皿にお出しして、美味しいと喜んでいただいておりました。それはそれで大変結構なことです。今年は種まきを少し遅めにして隣の畑の害を見てから対策を講じようと言う作戦はまんまとあたったのですが、その分収穫時期も遅くなってしまい、今日畑に行ってみたらお客様が少なくなってしまう来週からも、まだまだいっぱい収穫されることがわかりました。トウモロコシは嫌いではないけど、あまり食べ過ぎるとお腹によくないし、アダージオの女将は冷凍してコーンスープの材料にするしかないといっております。
やはり作付けは収穫時期も考えてしないといけません。アダージオとしては収穫はお客様にお出しする時に重なるように種まきをしなければいけません。今年は策におぼれてしまったようです。来週再来週のお客様には美味しいトウモロコシをたっぷり召し上がっていただきます。


 



フシグロセンノウ


シシウド
 


2011年8月11日 フシグロセンノウ開花

一年で一番忙しい時期を迎えています。まあほんのちょっとの間で、いつもはのんびりさせてもらっているので、この時期くらいは働かないといけないと思って頑張ってますが。それでもさすがに午前中の片づけが終わってお昼を食べてからお客様のチェックインの間に、少しうとうとする事もあります。先日もテレビをつけたままウトウトしてしまいました。どこか遠くで私のことを怒っているような声が聞こえていました。「・・・・どういうことなんですか!」気がついたら番組が変わっていて国会中継をやっていました。予算委員会で菅総理大臣が野党委員から怒られてました。
アダージオの庭ではフシグロセンノウが咲き始めました。例年より遅め、しかも今年は株数が少ないです。フシグロセンノウは別にシカの被害になった様子もありません。年毎に多かったり少なかったり、これも自然のなす変化の一つなんでしょう。そう考えるとシカの被害ごときでドタバタするのもおかしいと言えばおかしいですよね。フシグロセンノウの一つの花の開花は短く次のつぼみが咲く頃には最初に咲いた花はもうしおれています。美人薄命。
入り口の川のそばではシシウドが門番のように存在感を示しながら咲いています。

 



無残に倒された
隣の畑

ネットを張って万全の
うちの畑


 


2011年8月4日 とうもろこしを救え

真夏と言うのに気温は低く、朝晩は肌寒い感じで、日中でも20度ちょっと位で、わざわざ避暑に来てくださったお客様には申し訳ないような日が続いています。そういえば、夏恒例のテラスでの朝食も、この前の台風の前に二日ほど出来ただけでそれ以降は外での朝食どころではない陽気です。
麓で借りている畑の隣の畑のトウモロコシが動物にやられたと言ういう連絡を受けました。行ってみますと、収穫間近の苗がばたばたとなぎ倒され、実も無残に食い散らかされています。(写真上)一昨年にうちの畑のトウモロコシが被った害と同じです。狸か地元の人が「まみ」と呼んでいるその類の動物の仕業です。アダージオのトウモロコシは一昨年は動物の被害、昨年は7月始めに雹に打たれて全滅。今年こそは何とか収穫にこぎつけたいとの強い意気込みで種をまきました。と言うわけで今年はすぐに対策を打つことにしました。トウモロコシをぐるっとネットで囲んで、動物が入れないようにするわけです。(写真下) 近所の畑のおじさんからも「これならデージョーブだな」とお墨付きをいただきました。実は、ここだけの話ですが、こういうこともあろうかと、種をまくのも隣の畑より少し遅らせていました。つまり、もし動物の被害に遭うとしたら、先に実のなる隣が先だから、うちはそれを見て対策を施せばよいだろうと。
一説によると、ネットでは中が見えるので動物の被害を本当に防ぐには透き通っていないシートを使わないとだめだ、という話もあります。まあ、今年はこれでやってみてだめだったら学習して来年また対策を施せばいいでしょう。畑仕事は学習です。今年はこのままうまく行って、もうすぐお客様に甘いトウモロコシをお出しできればいいですが・・・。

来週前半(月火水)はお部屋に空きが出ました。
 



アダージオの庭の
ウメガサソウ

オカトラノオ

大きくなった
ギボウシの花



 

2011年7月28日 アダージオの庭でも

台風のときに来てくれた友人がアダージオの庭も見て周り、今までは私達も気がつかなかったいくつかの野草を教えてくれました。八千穂自然園で見たコバノイチヤクソウもありました。ドウダンツツジの茂みの下にはウメガサソウが。どちらもその気になってみないと気がつかないようなところに数株がひっそりと群れていました。
それにしても、知らないとほとんど同じに見えるとまでは言わなくとも、あまり良く見分けのつかない野草の名前をどうして皆さんは良くご存知なのでしょうか。ご承知のように、植物(に限らずほとんど)の図鑑は、それが属する科目ごとに載っています。ですからその辺がわからないと図鑑を見ても藁の山の中から針を探し出すような気の遠くなるような仕事になるような気がします。でも、そんなことを言っていてはいつまでたっても名前を覚えられないので、何とか頑張って図鑑から探し出すようにしましよう。とは言っても、この歳になって新しく入ってくる事は、入る端から忘れてしまうという問題も発生します。もっとも、くだんの友人やその山野草のお仲間達も、「この花はエーットあれあれ、何だったっけ」という会話が頻繁に行われているという事で、それを聞いて少し安心しました。
というわけで、少しずつ名前が判ってくるにつれて、草刈も慎重やらないといけないことになります。なにしろコバノイチヤクソウのすぐ近くまで刈払機で刈っていました。オカトラノオやウツボグサなどに注意をしながら刈ると、今までより余計に時間がかかるようになって、これも困ったことです。

 



八千穂自然園で見かけた
コバノイチヤクソウ
シカの死角で生き残ったニッコウキスゲ(左)とギボウシ(右)

アダージオ自然園の

アカショウマ

 


2011年7月21日 八千穂高原自然園

台風騒ぎで、いただいていた予約がほとんどキャンセルになり、ただ一人友人が東京から来てくれました。台風接近中で小雨が降っていましたが、山野草の好きな人ですので、多少の雨はものとせず八千穂高原自然園へ私達もお供しました。さすがにこんな日に出かける人はいないようで、私達以外は誰もいませんでした。かなりの花の開花の最盛期は過ぎていたようで、花としてはさほど沢山は無かったのですが、やはり山野草の好きな人にはたまらないところらしく、私達だけならすたすた通り過ぎてしまうような場所で足を止めて覗き込んでは「これはナニ草云々」と説明してくれてずいぶん勉強になりました。、わりと珍しいところでは写真のコバノイチヤクソウのほかママコナ、サワギク、ギンリョウソウ、ツバメオモトの実、ノリウツギなどが見かけられました。
八千穂高原自然園は旧八千穂村(現佐久穂町)が運営する施設で広さは28haと広大で、ほとんど自然のままの原生林を生かした園内の散策にはいくつかのコースがありますが私達は一番長い一周80分のコースを回りました。入場料は300円、4月下旬から11月上旬までの開園で、その間は無休です。アダージオからは国道299号を麦草峠を越えて、白駒池への駐車場よりもっと先、約1時間のドライブです。連泊のお客様には半日強の遊覧で残りはアダージオでゆっくりと。お昼はこっちに帰ってからのほうが美味しいものが食べれます。関東方面の方は行き帰りに立ち寄ることも出来ます。ホームページもご覧下さい。

http://yachiho-kogen.jp/sightseeing/shizenen/index.php

アダージオの庭では相変わらず鹿の被害が続いています。彼らが好んで食べるのは、ニッコウキスゲ、ギボウシ、ヤマウドがおもですが、昨年は玄関脇のパンジーが一晩のうちにペロッと食べられてしまいましたし、シロバナエンレイソウやカタクリの花は今年もやられました。まあ、元はといえば彼らの世界だったところに我々がおじゃましていると思えば納得も行きますが、全体的にはかなり個体数が増えているそうです。
そんな中で、幸いにも鹿に食べられなかったニッコウキスゲが一株咲きました。数少ない生き残りのギボウシも花をつけました。シカにも死角があるようです・・・・。


今回は山野草のお話でした。
 


箕冠山からの稜線
東天狗(左)と
根石岳(右)
手前は根石小屋


天狗岳からの八ヶ岳主峰
赤岳(左)と阿弥陀岳(右

 


2011年7月11日 天狗岳

先週八ヶ岳連峰のひとつ、天狗岳に登ってきました。天狗岳は、夏沢峠を挟んで赤岳や横岳、権現岳など険しい山の連なる”南八ヶ岳”とは対照的に、なだらかな山並みと原生林の広がる”北八ヶ岳”の中では一番高い山で、東天狗と西天狗の双耳峰です。標高は高いほうの西天狗が2646メートルです。諏訪側からは3つの登山路があります。
1、桜平(P)からオーレン小屋、根石岳経由のコース。
2、唐沢鉱泉(P)から直に西天狗に登る西尾根コース。
3、奥蓼科渋温泉から黒百合平経由のコース。
いずれのコースも登山口までアダージオから車で1時間弱。そこから大体3時間前後で登れます。私は途中に箕冠山、根石岳、東天狗など多少の起伏があるけど、箕冠山からは高山の稜線歩きの雰囲気の味わえる根石岳コースが好きで今回もこのコースでした。
どのコースとも登山口には駐車場がありますが、1,2コースは無料、3コースは有料(確か1000円)です。桜平コースは唐沢鉱泉との分岐からの道が余り整備されていなくて、車高の低い乗用車ですと難儀することもありますが、昔と比べるとかなり良くなりました。
地元に住んでいる強みはなんといっても前の日の夕方の天気予報を見て、「それでは登ってくるか」と思い立てることです。と言うことで梅雨の晴れ間の好天の登山を楽しめたのですが、運悪く地元の中学校の集団登山に出くわしてしまい、山道で追い抜くのに多少難渋しました。それでも彼らは大体引率の先生の号令でサッと道を譲ってくれますが、今回は遭遇しませんでしたが「ツアー登山」の団体はなかなかそうも行きません。中には登りと下りが鉢合わせたら下りの方がよけて登る人を優先すると言う、山登りの基本中の基本ルールさえ守らない人たちもいます。山でも「レディーファースト」のルールが優先するとでも思っていらっしゃるのでしょうか。
それはともかく、昼過ぎには下山し午後は家でのんびり出来た良い一日でした。


 


今年は少し遅れてバラが見ごろになった
バラクライングリッシュガーデン


夏に来るのは珍しいアカゲラ

お知らせ
「夏の予約の出足が早い」なんて書いたものですから皆さんもう連日満室なのかと思って恐る恐るお問い合わせの電話を下さいますが、今のところまだまだむしろ空きのある日のほうが多いくらいです。ほぼ埋まっているのは7月22、23日。8月第1週(まだ空きのある日もあります)それと8月14日位です。どうぞご遠慮なく空室状況をお問い合わせ下さい。
お電話は0266-60-2080か
メールではadagio@po26.lcv.ne.jpか
上の「ご予約」をクリックして。
    


 


2011年7月3日 後味の悪いタオル1本

先日車を車検に持って行きました。ディーラーでの車検ではなく、必要最低限な項目を検査するいわゆる格安車検で、キャッチフレーズは「スピード車検」。何も無ければ30分で済むとの触れ込みです。確かにディーラーや修理工場での車検は色々と隅々までチェックしてくれますが、その分料金は高いです。昔と比べて車の性能が格段に良くなった今でも、本当に2年に一度大金をかけてそこまでする必要があるのかと疑問に思っています。アメリカでは、州によって違いがありますし今はどうなっているかわかりませんが、私達がいた頃は全く車検の無い州もあれば、あったとしてもブレーキの利きとウインカーの点滅と排ガスチェック位でした。その分もちろん日頃からの点検も怠りませんし、ブレーキパッドやタイヤも比較的安く換えることが出来ました。と言うわけで、お客様をお乗せするほうでない車はこの車検を使っています。さて、予約した時間は11時。その10分前には来てくださいとのご案内。安全を見てそれより更に10分は前に到着しました。ところが待てども待てどもお呼びがかかりません。11時半になりました。さすがに次の予定もありますので、少し怒った態度で、「スピード車検が売り物なのに開始が30分以上も遅れ、しかもその間なんの説明も無いのはどういうことですか?」と。もちろんお店の人は恐縮はされ、それからほどなく検査が始まりました。そして、その後は、検査の後いつもは安全のためにあれこれ換えたほうが良い云々という説明と言うか勧誘もほとんど無く、文字通りスピードで検査は済みました。そして帰りにお詫びの印としてタオル一本を差し出されました。ある意味でたいしたことないことに、多分地元の人はあの場合怒ることはないだろうと思われることに、声を荒げてしまった自分に、なにか後味の悪さを感じながら、「これを機会にお店も少なくとも遅れる場合にはお客さんに説明くらいはしてくれるなら私が怒った意味もあるだろう」と思って受け取りました。
さて、話はこれからが本題です。未曾有の大震災。今なお多くの方たちが避難生活で苦労して不自由を被ったり今後の生活のことで悩んでいらっしゃる一方で、国会でのあのごたごたの政争、と言うかヤクザまがいの抗争。一方には世界が賞賛したあの被災者の人たちの我慢、忍耐と永田町での無神経さ。被災地では皆さんじっと耐えていらっしゃいます。もしこれが被災地では被災者の人たちの怒りが爆発して暴動略奪までとは行かなくても、もう少し怒りの気持ちが行動に出てきていたらどうなっていたのでしょうか。永田町のセンセイ方も政争にうつつを抜かしている場合ではないのでは。もう少し復旧もスピードアップするのではないか。
後味の悪いタオルをもらって帰る車の中でこんなことを思ったものです。平和の為には怒らない方がいいのか、少しでも良くする為には怒ったほうがいいのか・・・。

 


巣箱から顔を出す
シジュウカラ



アヤメとマーガレットと
レンゲツツジ
 


2011年6月26日 巣篭もりの季節

キビタキ、コルリなどの夏鳥が近くの枝で朝と夕方かしましく鳴いているのが聞かれます。一方イカルやウソ、カラ類達アダージオの常連はこのところあまり姿を見せません。彼らは巣篭もりの季節なのです。
ラウンジから見える樹にかけておいた巣箱を小鳥達が春から次々とつがいで下調べに来ていました。まるで人間の若夫婦が自分達の住処を見て回るようだと、自分達の若い頃の事に重ねて思ったものでした。何組も下見に来ましたが結局は気に入らなかったようで、どこかに行ってしまいました。多分奥様がお気に召さなかったのではないかと思います。そして、最後は今いるシジュウカラのご夫婦です。オスがせっせと餌や巣材をくわえて出入りしています。もう少ししたらピーピーと雛の鳴き声も聞こえてくることでしょう。楽しみです。
今年はレンゲツツジがことのほか見事に咲いています。向かいのペンションの駐車場にあるつつじは、まるで赤い車が停まっていると勘違いするほど鮮やかです。これまではここまでのほどはありませんでした。ついこの前まで気温は低めでしたから、少し時期は遅れましたが、きっと万を辞して開花して来たのだろうと話しています。
毎年そうなのですが、アダージオではアヤメとマーガレットとレンゲツツジが大体同じ時期に咲きます。気候のせいで開花の時期が遅かったり、順番が前後したりする今年ですが、アダージオのこの青、白、赤のトリオは健在でちゃんと同じ頃に咲いてくれました。

 



今年は三輪


クレマチス
 


2011年6月17日 花の季節、12回目の夏

昼下がり、本を読みながらついウトウトしてしまいました。夢の中で東京のどこかの賑やかな交差点を渡ろうと信号待ちをしてます。青の方の横断歩道の音楽は「カッコー、カッコー」、こちら側の横断歩道の音楽は「ピヨピヨ」。でもなかなかこちら側の信号が青にならなくて赤で止まったまま。いつまでも「カッコウカッコウ」が聞こえています。そこで眼が醒めました。外では本当のカッコウが「カッコウカッコウ」と鳴いていました。
どうも最近はこういうことが多いですね。例えば電話の音。昔の電話機は中にベルが入っていて、電話が鳴るときは本当にそのベルを電動で叩いて音を出していました。それがいつのまにかデジタルで似たような音が出せるようになり、いまでおはほとんどの電話の呼び出し音はデジタルの音です。ですからテレビから流れてくる電話の呼び出し音も家の電話機の呼び出し音も同じ音に聞こえてしまいます(少なくとも私には)。テレビの電話の呼び出し音に自分の家の電話かと思って一瞬腰を上げかけた方も少なくないのでは。もともと偽の音が幅を利かせて人を錯覚に陥らせる。まあ、私の場合は逆ですけど、似たようなものでしょう。でも、山の中で聞く本物の「カッコウ」の音は、雑踏の横断歩道の案内音よりは格段に良いものです。とても心地よいウトウトでした。
ところで、おなじみのセブンイレブンは今では24時間営業が当たり前ですが、当初アメリカで出来た時は朝
時から夜11まで開いている(当時としては画期的なこと)からその名前になったと言うことを知っていました?
玄関先のシャクナゲの花が、今年は三輪になりました。6年前に買ってきて植えてから一昨年ようやく一輪、昨年は二輪。そして今年は三輪になりました。
クレマチスも昨年よりは花の数が多くなりました。蓼科に来て12年目の夏が始まろうとしています。

 



アカショウビン
蓼科では見かけませんが

満開のチューリップ

コシアブラ
既に時期は過ぎてますが
 


2011年6月11日 新緑と花の季節とアカショウビンの話

アダージオでも新緑の萌える季節になりました。雨上がりの今日は特に目に鮮やかです。からっと晴れていないのもかえって瑞々しく、新緑を味わうには程よいお湿りが良いかも。
鉢植えのチューリップが満開です。どうも鹿に花の味をおぼえられたようで、駐車場あたりのは朝になると茎の上部から花の部分が消えてます。仕方ないので玄関脇とかテラスに置くことにしました。
法事で中国地方に行ったついでに、アカショウビンが見れるというところに行ってきました。昨年も行ったのですが空振り。今年は少し標高を変えてみたら大正解でした。車を停めたあたりからすでに鳴き声が聞こえ、歩くこと数分でそれらしき場所に。そこにはすでに先客がいました。ほどなくお目当てのアカショウビンが林の中をやってきました。2羽が目の前で仲むつまじく寄り添うシャッターチャンスにも恵まれました。蓼科の様子をお伝えすると言う 「アダージオ日記」の趣旨には反するのですが、嬉しくてここに写真を掲載させてもらいました。実は私はアカショウビンは初めて見ました。これまではアダージオにやってくる鳥達をぼんやりと見ていた程度ですので、これでようやくバードウオッチャーの仲間に入れてもらえたような気分になったものです。
しばらく同行の人と写真を撮ったり観察してたりしましたが、突然例の先客のおじさんが、「あなた達この場所を人に教えたらあかんで」と。???国立公園の中で多分ここは林野庁か何かの土地で、明らかにその先客氏の土地でもないのになんでこんなこと言われ無ければならないのか理解に苦しみました。普通は赤の他人にそんなことは言わないと思うけど、もしかしたら本格的バードウオッチャ-の世界の掟があって、私達は新入りだと思われて教えてくれたのかも。厳しいバードウオッチャーの世界の洗礼を受けたという次第です。それにしても、先客氏はどうやってそこを見つけたのだろうか・・・・。
夕食にお出しするコシアブラがどのように生えているかわからない方がいらっしゃるので、すでに時期は過ぎましたが写真を載せておきます。
この夏の予約の出足は例年より早いようです。ご予定が決まりましたらお早目のご予約をお勧めします。
 
 



シロバナエンレイソウ
まだ食べられる前


食べられたタラの芽

今年もニッコウキスゲが
 


2011年5月30日 その後のキビタキ君

前の日記から数日は同じ場所でガラスに映る姿とにらみ合いをしていましたが、とうとう根負けしたのか移動して行きました。とはいっても道を挟んだ裏の別荘の林に数十メートル移動しただけです。実は前回の日記で、あれは”縄張り争い”ではないかと書きましたが、ふと別のストーリーが思い浮かびました。実はガラスに見ていたのはメスだと勘違いしたのではないのでは。異性だと思うからこそ何日も通い続けて、時にはちょっかいも出していたのではないかと。でも、結局思いが遂げられなくて、それで河岸を変えたのではないか。うん、その気持ちよくわかる、可哀そうに・・・・。
まあ、その話をかみさんにしたら、メスを見分けられないオスはオスとして失格である、と一蹴されましたが。私はどちらかと言えば、ほかのオスを追い払おうとするオスより、じっと自分になびいてくれるのを待つオスのほうに共感を持ちますが・・・・。
今年も鹿の被害が始まっています。元気な頃はまさにわが庭のごとく自由に歩き回っていた元支配人は、いまや18歳と4ヶ月で、家の中で寝てばかり。日に3回の外出も、用を足したらさっさと家に入ります。庭にはもう犬の気配は無いのをいいことに、夜になるとかなり近くを徘徊しているようです。鹿ばかりでなくタヌキも、アナグマも、テンも。まあ、ここだって元々はあの方達のすみかであったわけですから。今年はタラの芽」も犠牲になりました。シロバナエンレイソウも今朝見たら根元の茎を残して花も葉も食べられていました。

画像をクリックすると大きな写真になります



窓に映る自分とにらめっこ

家の中から見ると・・・


かなり近くで撮らせてくれました

 
 


2011年5月21日 キビタキのなわばり

つい数日前に冬鳥のシメが来なくなった(多分北に帰った)と思ったら、もう夏鳥のキビタキの鳴き声を聴くようになりました。今朝は裏ですぐ近くの枝に止まっていました。そのうちキッチンの窓のすぐ外に止まってしきりにこちらを見ています。時々羽ばたきながら窓をコツコツと突きます。何をしているのだろう?いずれにしてもなんとなく面白そうなのでカメラを抱えて外に出て、キッチンの外にいるキビタキ君の背後に回りました。そして疑問は解けました。
実はうちのキッチンの窓にはシートが張ってあって日中は外からはミラーのように反射して中が見えないようになっています。どうもキビタキ君はアダージオの裏庭を今年の縄張りにしようと思って朝から囀っていたのですが、そのうち何かの拍子に止まったところ、向こうには同じキビタキがいるのではありませんか。そこで自分の縄張りを死守しようと相手を威嚇しているのです。それがキッチンの窓に羽ばたきながら何度もぶつかっていた姿です。実は窓に映った自分だったのですが。
確かに育ててくれた親鳥の姿からキビタキの姿はわかるけど、自分がどんな顔をしているのかは、わからんでしょうな。
そうやって今日は人間なんかそっちのけで一日中そのあたりで動き回っていました。

もしかしたら、自分の顔がわかるのは人間だけかな。そのことひとつとってみても、人間であることは結構しんどいなァ・・・・。



アダージオ遠景
手前の白いのが桜
まだ芽吹き前の林の向こうに八ヶ岳が
 
 


2011年5月13日 ようやく桜が咲きました

ようやく桜前線がアダージオまで上がってきました。例年より1週間ほど遅れているでしょうか。昨日までの雨が上がり、とたんに暖かくなった今日、一気に咲きました。朝にはなんとなく色がついているなと思っていたらお昼過ぎにはもうピンク色になっていました。
アダージオの桜は山桜でまだちらほらですが、向かいの桜は立派な八重桜で、まだ冬枯れの殺風景な周りの景色に良く目立ちます。
目立つと言えば、今年はコブシの花がやけに目立ちます。気候のせいで開花の時期がずれたのかどうかは知りませんが、山道をドライブしていて、山の斜面に冬枯れの木々の中に花火のようにそこだけパーッと白くきらきらしている風景に、今年はよく出会います。
月末に八島湿原からアダージオまで歩いて来られるグループのお客様があります。その方々のための下見を兼ねて、午前中に薪割りを済ませて午後は白樺湖から八子ヶ峰経由でアダージオまで歩いてきました。白樺湖からの道は、最初はスキー場の中の少し苦しい登りですが、それを過ぎると眺望の利くなだらかなコースが八子ヶ峰まで続きます。白樺湖から八子ヶ峰までは1時間半、八子ヶ峰から一気にショートカットでアダージオに降りると30分ほど。ヒュッテアルビレオ経由で一回りすると1時間強です。アダージオからの半日ハイキングコースです。
お客様からもっとトレッキング、ハイキングに関する情報を載せてくれとの要望がありました。実は先週は八島湿原から車山までも歩いています。そんなのも含めてそのうちこういうのをまとめてどこかに載せるようにします。



 




カタクリの花


クリスマスローズ

まだ芽の出ないタラノ芽

 


2011年5月5日 ゴールデンウイークの渋滞

今日は少し趣が違うお話を。
実質的に今日がゴールデンウイークの最終日。アダージオも昨夜のお客様を今朝お送りしたら今日は予約がなくて一息つくことになりました。そこで、孫の「こどもの日」でも祝ってやるかと、片付けもそこそこに車で東京に向かうことにしました。ところが、どうも様子が変です。まだ午前中だというのに多くの車が、私達と同じ諏訪南インター向かっているような気がしました。よくありますよね、自分が何かをしようとどこかに向かっている時に、同じ方向に向かう人たちが自分と同じ目的で同じところに向かっているのではないかと思い込むことが。多分そんなことで自分の思い過ごしだろうと、いつもより交通量の多い道をインターに向かって走りました。ところがです、料金所を過ぎて本線に合流しようとする時、いつもとかなり様相が違います。追い越し車線を猛スピードで東京方面に向かう車車・・・・。いやな予感がしました。でもまだ午前中です。休日の渋滞は午後から始まるはずです。ところが予感は的中です。次の出口を過ぎたあたりの電光掲示板に『笹子トンネルから甲府南まで19キロ渋滞』のサインが。この時間でこの場所でこれくらいの渋滞。その先には上野原、小仏トンネルと渋滞のメッカが待ち構えているはず。昨夜の大渋滞のニュースを見た人たちが早めに家路につかれたようです。であるなら、躊躇なく次の出口で下りて帰ってきました。かみさんはやや不満げ、私も孫との子供の日は多少心残りではありますが、平穏な山の中に住み慣れた精神状態には、渋滞の車の中で過ごす事には耐えられそうにもありませんでした。でも、考えてみれば連休とかお盆の時期とか混み合う時期にアダージオに来てくださる客様はいつもこのような渋滞にあっていらっしゃるわけです。にもかかわらずごひいきにしてくださるお客様達に感謝しなければいけないとの思いを新たにいたしました。
と言うわけで、帰ってきた午後は穏やかなアダージオの庭を一回りしてようやく咲き始めた花達やまだ膨らまぬつぼみをカメラに収めました。
ちなみに、ヤクルトファンの孫は今日は大敗したのであまり機嫌が良くなかったと娘から報告がありました。



 


オスの首の白いのが良く目立ちます。


アダージオには珍しいマヒワ


 


2011年4月19日 Ready to go Home

そろそろ冬鳥達が北に帰る時期です。jオオマシコは3月の中頃、ちょうど東日本大震災の頃にはお帰りになったようですが、そのほかの方々はまだいらっしゃいます。でも、どの鳥達も昨年秋に来た時と比べると色がくっきりとしてきます。ハギマシコはオスは首の後ろが白味がかって来て遠くから見ると風格を感じます。真冬の間はほとんど見かけなかったマヒワが、最初は3月中頃に1羽だけ、今では5羽以上まで増えました。どこからどういう話を聞きつけてアダージオにやって来るのでしょうか。この頃は餌台の常連です。マヒワもやはり色がくっきりとしてきました。オス達はそろそろ繁殖の時期を控えてメスの気を引く準備に取り掛かったようです。北に帰る人たちは秋になったら子供を連れて帰ってくることでしょう。そうそう、途中東北地方の沿岸部を通る場合には、来た時とは景色がガラッと変わってますから迷子にならないでね。
 


(3日分の仕事の成果)
(まだまだ先は長い)
 


2011年4月8日 薪割り始まる

ここ数日は日中の気温も10度以上と、暖かい日が続いています。で、ようやく外で仕事をしようかという気分になりました。今週から薪ストーブ用の薪割りの仕事を開始しました。昨年の秋に原木を切って作っておいた丸太を、昔は斧で、今では電気式の薪割り機で割っていきます。毎年この頃から始めて、大体5月いっぱいかけて次の冬に使う薪を用意します。ただ、何も毎日朝から晩まで薪を作っているわけではなく、適当に出かけたり趣味的なことをしながらの、言わば片手間仕事です。それでも、体力を使うことには変わりはなく、薪作りをした日は夕食が済むともう眠くなってしまいます。今作った薪は早いのは9月下旬には使われます。それから半年以上アダージオのラウンジを暖めてくれます。
薪ストーブの暖かさはなかなか口ではお伝えしにくいのですが、温まった200キロもある鋳物のストーブから伝わってくる温もりは、ファンヒーターやエアコンとは違ってとても柔らかい温かみのある暖かさ(?)です。なによりも、電気を使わないので計画停電などどこ吹く風です。もっとも、アダージオのある長野県は中部電力の配電区域なので計画停電はありませんが・・・。


ゴールデンウイークはまだまだお部屋は空いてます。




春の光に輝く甲斐駒

最近は日のある時間にも出没
テン
 


(3月も下旬でこの雪景色)


(雪の中ハギマシコの勇姿)
 

2011年4月5日 初心に帰る

朝の最低気温は今朝もマイナス10度近くでしたが、このところ晴天が続き、日の光にも春の気配が感じられます。今朝、玄関先でふと正面の南アルプス甲斐駒に目をやりますと、いつも見慣れた景色なのに、なにか懐かしいような感じがしました。11年前のこの頃を思い出していました。2000年のこの時期、アダージオの候補となるペンションを探していました。かなり絞られて来て、今のアダージオの建物と向かいの建物が最終候補になりました。向かいの建物は前が大きく開けて南アルプスが正面に見えます。学生時代に山岳部で山に登っていた元岳人にとってはある意味理想的な立地です。色々な思いのこもった甲斐駒、千丈、鳳凰三山を毎日目の前に暮らせるのですから。ただ、前が開けているその分建物の痛みも進んでいました。一方、今のアダージオの建物は木立の中にあって、前の建物ほどは眺望は利きません。でも、全体の雰囲気は落ち着いていて、お客様にゆっくりしていただくには最適だと思いました。
元岳人としては迷うところです。建物の見学を終えて帰る時に、玄関先で靴を履きながら屈んだ姿勢のままふと前を見ると木立の中から正面に甲斐駒が聳えているのが見えるではありませんか。で、ここに決めました。今のアダージの場所が決まった瞬間です。
図らずも、今朝の甲斐駒の佇まいが、11年前のことを思い出させてくれました。
今年は、このような大災害に見舞われ、かなりお客様の減少が見込まれますが、このような時だからこそ私達は11年前の初心に帰った気持ちでお客様をお迎えしようと思ったものでした。





2011年3月25日 お見舞い申し上げます。

東北関東大震災に被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。このような国難ともいえる事態に、幸いにも何の被害も受けなかったものとして、同じ国に暮らすものとして、どのようなお手伝いが出来るのか日々考えています。今の段階でとりあえず出来ることはまず義援金を出すことくらいでしたが。
実はこの地震が来る前から車の買い替えを考えていました。8年乗ってまだまだ立派に走る車ですが、時にはお客様をお乗せすることもあり、そろそろ買い換えても良いかなと思っていました。そこにこの未曾有の大災害です。ごく普通の日本人のごく普通の感覚として「多くの方々が財産を失われ、不自由な避難生活を送られ、日々の食事さえ満足に採られていない状況で、まだ乗れる車を買い替えるなんてとても出来ない」と思いました。そういう贅沢を慎むことが私の貢献でもあるように思ったものです。
同じように考えられる方が沢山いらっしゃいます。アダージオではキャンセルが続いております。もっともです。このような時期に物見遊山の気分にもなりません。周辺のスキー場も人影が疎らです。日本人はすばらしいと思ったものです。こんな形で被災者と一体感を持っていると。
3月23日の朝日新聞の「天声人語」にこのような記事が載っていました。後半の部分ですが要約しますと「皆が沈み込んでいたらお金が回らず、再生はおぼつかない。国のお金はどんどん被災地につぎ込んでもらう一方、お金に余裕のある人はどんどん使ってもらいたい。義援金でも、外食でも、買いだめでない衝動買いなど何でも良い。『救国の散財』をしてほしい」と。
それもそうだと思いました。
多分私達が出来ることは、いつも通りの生活をすることではないのかな。つまり、買いだめもしないで必要なものを必要なときに買い、買うべきものを買う時期が来たらためらわずに買い、いつもどおりにお金を使うといううことでしょうか。
確かに経済が回って立ち直らないと被災地の復興もできません。
いつもの通り、いや、いつも以上にアダージオにも来て下さい。私は車どうしようかなァ・・・・・。

 



たまたま雪も降りました



いつものオスも雪の中で


真っ赤も良いですが
こういう清楚さも良い
 


2011年3月3日 突然ですが・・・・。

2月26日にはデジスコドットコム社主催の「デジイチ講習会」がアダージオで開催されました。参加者は厳選?6名とちょうど良いサイズでした。デジスコ社主催でしたが、内容的にはデジスコというよりは望遠レンズを使ったデジタル一眼レフでの撮影の講習会でした。私なども横のほうで講習を聞いていたのですが、これまではどちらかと言うと”日の丸的に”真ん中に入れたようなものしか撮っていなかったのですが、やはり構図もしっかりと決めて撮る必要があると、大変勉強になりました。当日はこのところあまり姿を見せなかった我がオオマシコ氏も張り切って何度も登場してくれ、出席の皆様にポーズをとっていました。アダージオ亭主といたしましては、これまでお客様のお目当てのオオマシコが出てくれると一応ホット安堵したものですが、これからは「果たしてちゃんと良い構図になるようなとまり方をしてくれだろうか・・・」などと余計な心配まで背負い込むことになってしまいました。
さて、実はその後の事ですが、数日前からオオマシコの数が突然増えたのです。といっても例のハギマシコの大集団のようにウジャウジャトいるわけではないのですが、これまでクリスマスからたった一人で頑張ってきたあの真っ赤なオスに加えてもう一羽赤いオス、それに若いオスとメスも加わったのです。そろそろ北に帰る準備と言うことでこのあたりのオオマシコが集合し始めたのでしょうか、毎日数羽がやって来て目を楽しませてくれています。こちらとしましても色々と手を変え品を変えてハイタカ氏を追い払ったのが報われたような気分です。

3月になったのでもう野鳥の話は卒業しようと思っていたのですが、はからずもまたオオマシコ氏に登場してもらうことになりました。この次はもう少し暖かいニュースをお届けできればと・・・・。




 
かなり目立つ感じでお食事中のオオマシコ



ハイタカの進入路から見た餌台
横に渡された紐がうっとおしい


 

2011年2月2日 ハイタカ対策の効果

カラット晴れた日の午後は小鳥たちの姿は少なくなります。上空からの見通しが利くので猛禽類からも良く見えるので、小鳥たちは本能的に出控えているのではないかと、私たちは勝手に思ってます。3日ほど前の事です。やはりその日も晴れていました。鳥影の少ない餌台にオオマシコが餌を啄ばんでいるではありませんか。ほかには一羽もいません。なんか猛禽類に一番目立つような姿です。「あぶない、オオマシコ!早く逃げて!」(このあたりは「ダーウインが来た」の中條誠子さんのナレーションの感じで) まさにその時です、パラソルの間を抜けて右から大きな影が。でも、ハイタカが餌台にまで到達するよりも早くオオマシコが気がついてすばやく逃げていきました。目の前で我がオオマシコがハイタカの犠牲になるのだけは避けられました。
でも、それはそれでまた心配なことが浮かびました。
.「ハイタカを嫌ってオオマシコが来なくなったらどうしよう?」でもそれは杞憂に終わりました。わずか数十分後にはちゃんと餌台に戻ってきて、何事もなかったかのようにせっせと餌を啄ばんでいではありませんか。もしかしたら小鳥達にとってはハイタカの恐怖などは生きていくうえでの日常茶飯事かも知れませんね。人間だけが自分達の勝手な思いでやきもきしていたのかも。犬に服を着せたりするのと同じような神経なのかも。
今回オオマシコが事前に察知して逃げられたのは、2本のパラソルの柄のせいでアタック時のスピードが落ちていたからではないかと思います。そこで念には念を入れて2本の柄の間に紐をかけました。(写真下)これでハイタカは直接餌台をアタックすることは出来なくなるのではないかと思います。事実、昨日は上空を飛ぶのが目撃されましたが、今日は姿を見ません。河岸を変えてくれたのではないのかな。とすればどなたも傷つけないで円満にお引取り願ったことになります。めでたしめでたし・・・・。




        (真冬のテラスにパラソル)
            画面右側が進入路

  (最近ではこんなにアップで撮れるほど近くにとまる)
        (今日は悠々と餌を啄ばむオオマシコ)         


 

 

2011年1月25日 ハイタカ対策

本当に困ったもので、このところはオオマシコは見ない日はあってもハイタカを見ない日はないという状況です。お陰で常連のハギマシコも真冬のこの頃はいつもは4-50羽の群れで来るのが数羽、多くても10羽位が時々やって来るような有り様。かと言ってこちらが外に出てハイタカを威嚇すれば、それはそのままほかの小鳥たちをも脅すことになるし。(たぶん人間のほうがハイタカより恐ろしい) 時々やって来るオオマシコも「ハイタカに捕まらないでくれよな」と祈るだけ。なんとか自然にハイタカ氏にお引取り願う方法はないものかと一計を案じました。それが上の写真です。ハイタカの進入路は大体が餌台に向かって右のほうからなので、そこに夏の間テラスでの朝食時に使うパラソルを2本広げて立てておきました。その結果は?少なくとも今日に限っては効果抜群でした。朝時半頃いつものように餌台にいた小鳥たちがいっせいに飛び立ったかと思うと右手のほうからサアーッと大きな影が。但し、今日はパラソルがあるので餌台に直行できなくてパラソルを迂回せざるを得ず、少し外側を巻いてすぐそばの枝にとまるのが精一杯。その間に小鳥たちは全て所定の避難場所に逃げ込んでいました。その後しばらくしてから今度は左手のほうから進入を試みたようですが、、テラスの外側をかすめるように通過するのが精一杯でそのまま飛び去ってしまいその後はもう帰ってきませんでした。
確かにハイタカのあのスピードではパラソルをかいくぐって餌台に直行するのは無理かも。同じような大きさのカケスとでは在来線と新幹線位のスピード差があるような気がします。そのあたりも小鳥たちが見分けているのかも。
というわけで今日はオオマシコも何度も出てきて悠々と餌を啄ばんでいましたし、ハギマシコも20羽位来ました。もっとも昨夜雪が降ったせいもあるのでしょうが・・・。その後をまたご報告します。

1月26日;朝から2回進入を試みるも、いずれも餌台まで到達せず
1月31日;上空を旋回するのを見るも下りて来ず。




         久しぶりのオオマシコ

      (大きさはハイタカと変わらないカケス)

 


2011年1月21日 アダージオ冬鳥情報

この1週間で少し様子が変わってきています。と言うのもやはりあの招かざる客ハイタカの影響ではないかと思われますです。
確かにこのところ気温は低いけど毎日晴れた日が続いています。快晴の日は一般的にやってくる小鳥たちは少なめになります。それにしても、毎朝すぐそばの枝の上でイカルやハギマシコは私が起きてきて餌を出すのをいまや遅しと待ち構えているものですが、このところはそんな風景は見かけません。今朝も7時前に餌を出してもしばらくしてようやくカラ達がポツポツとやってくるくらいでようやく7時半頃にハギマシコの集団(それもそんなに大勢ではない)がパラパラと降りてくると言う感じです。続いてウソやイカル、シメなどの常連もボツボツやってきます。しばらくすると、突然小鳥たちがいっせいにいなくなります。するとやや大きめの影が降りてきて、今朝などは窓から3メートルほど先の餌台にとまってこちらを見て私と目が合ったほどです。今日は獲物の収穫はなかったと見えて素手(足?)のまま飛んでいきました。それから30分位して小鳥たちが帰ってくるのですが、数もそれほど多くないし、なんとなく神経質に警戒しながらついばんでいるように見えます。と言うわけでアダージオの餌台は小鳥たちが安心して餌を食べることの出来る場所ではなくなっているのかもしれません。大変な方に気に入られてしまったものです。こまったこまった・・・。
そういう状態で気になるのは我がオオマシコ氏の事ですが、このところ姿を見なくて、まさか犠牲になってはいないものの、嫌気がさしてどこかに河岸をお変えになったのではないかと案じておりましたが、本日もお昼過ぎにお越しになられました。少しほっとしました。
ちなみに、カケスも頻繁にやってきますが、カケスが来ても小鳥たちはそのまま餌を食べ続けて逃げません。かなり遠くにいるときからカケスとハイタカの違いはわかっているようです。どうしてわかるのかなァ。不思議です



 
昨年1月から12月までの日記はリンク先に回しました。そちらもご覧ください。



(窓の外10メートルで展開される光景。今日はカワラヒワが犠牲になりました)


      (日が暮れるとやってくるテン)
 
 


2011年1月10日 招かざる客

宿泊施設の日記にしてはやや衝撃的なタイトルですが、もちろんアダージオにお泊りに来てくださるお客様の事ではありません。昨年12月21日の日記で”歓迎しない珍客”としてハイタカを紹介しました。どうもアダージオが気に入ってくれたようでほぼ毎日お越しになっています。小鳥たちも慣れていると言うかこれも厳しい自然の中での自分たちの生活を取り巻く現象の一つ位にでも思っているのでしょうか、気配を察知するとサーッといっせいにいなくなりますが、しばらくするとまた帰ってきて何事もなかったかのように餌をつついています。しかも、あれ以来アダージオで実際に小鳥を襲うことは一度もありませんでした。私たちも、ハイタカは少し反省しているのかなと思ったほどでした。
それが、昨日久しぶりに目の前で犠牲者が出ました。今回はカワラヒワです。ハイタカはよほどおなかがすいていたのか、すぐ近くの地面に降りてつめで押さえつけたままむさぼり食うのが目撃されました。
アダージオとしましては野鳥に関してはどの鳥も感慨はするのですが、そして確かにハイタカが獲物を食べるシーンと言うのは珍しいと言えば珍しいのですが、一方で寒くなったら北の国から遠路はるばるお越しになっているオオマシコやハギマシコたちを歓迎し、またこれらを観察したり撮影したりしに来られるお客様もいらっしゃる手前.、このハイタカ氏に関しては招かざる客と言わざるを得ません。
オオマシコですが、12月25日の初飛来以来毎日顔を出してくれていましたが、昨日は初めて姿を見ない一日となりました。もしかしたら知らないところでハイタカの餌食になったのではないかと心配していましたが、今日は午後になってようやく顔を出してくれました。ホッとしました。
アダージオでは暗くなるとテラスにテンも毎日出てきます。アダージオの外ではマイナス10度以下の極寒の中、厳しい自然そのものが展開されています。





オオマシコ(左)とハギマシコ(右)
(写真をクリックすると大きくなります)

今年は各所でオオマシコが見られるようですが、
アダージオに来ているのが一番赤いようです。

確かに惚れ惚れするような赤ですが、但し1羽だけです。

 


           謹賀新年
2011年元旦 2011年も宜しくお願いします

あけましておめでとうございます。
2000年に開業しましたアダージオも11年目に入っております。今年も宜しくお願いいたします。
今年のお正月は、例年よりは少なめですが10センチほどの積雪で迎えました。

オオマシコは12月26日にきてから毎日、しかも数回登場しています。とりあえずお越しになられたお客様はどなたも見ることができて喜んでお帰りになりました。
実はあれ以来ハイタカ君も毎日来ています。今のところはあれ以上の犠牲者は出ていませんが、一羽しかいない貴重なオオマシコ君が餌食にならないように祈っています。
今年も皆様のご多幸をお祈りいたします。

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